火星探査車

NASAの火星探査車「パーシビアランス」が火星に着陸しました。
生命の痕跡があるか調査が始まります。

”NASA 火星探査車「パーシビアランス」が火星に着陸 生命探査へ
2021年2月19日 19時15分

NASA=アメリカ航空宇宙局の新たな火星探査車「パーシビアランス」が日本時間の19日朝、火星に無事着陸しました。今後、2年近くにわたり、生命の痕跡を探すほか、火星では初めて小型のヘリコプターの飛行試験を行うなど、将来の有人探査に向けた調査や実験を行う予定です。

去年7月にアメリカ南部フロリダ州から打ち上げられたNASAの火星探査機は、7か月かけて宇宙空間をおよそ4億7000万キロ飛行し、日本時間の19日朝、火星の大気圏に突入しました。
そして、パラシュートで減速したあと、エンジンを噴射しながら、ゆっくりと降下し、地表からおよそ20メートルまで近づいたところで、探査車「パーシビアランス」をつり下げて地表に降ろし、着陸に成功しました。
着陸後に開かれた記者会見で、NASAのジャージック長官代行は、バイデン大統領から祝福の電話があったことを明らかにしたうえで、着陸の過程は「すべてが計画どおり順調にいった」と述べました。

「忍耐」を意味する「パーシビアランス」と名付けられた探査車は、かつて湖だったと考えられている「ジェゼロ・クレーター」という地点に着陸し、火星に生命が存在した痕跡を見つけ出すことが期待されています。
また、搭載された重さ2キロの小型ヘリコプターで、火星の薄い大気の中でも飛べるかどうかを確かめる初めての飛行試験にも挑むほか、将来、地球に持ち帰るためにドリルで地質のサンプルを採取することも計画しています。

今回の探査は2年近く行われる予定で、生命の成り立ちを解明する手がかりが得られるか、注目されています。”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210219/k10012875591000.html

”火星着陸の「パーサビアランス」から新たな画像、NASAが公開
2021.02.20 Sat posted at 09:55 JST

火星の最新画像、NASAが公開

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は19日、前日に火星着陸を遂げた探査車「パーサビアランス」から新たに送られてきた画像を公開した。着陸直前の探査車を初めてとらえた画像や、着陸地点の光景を美しい絵はがきのように収めた画像もある。

NASAが記者会見で最初に共有した画像には、大気圏突入から降下、着陸に至るフェーズでパーサビアランスが火星地表に接近する様子がとらえられている。この画像は降下ステージに搭載されたカメラが撮影したもので、以前のミッションではこうした撮影は不可能だった。

画像では地表までわずか約2メートルに迫った探査車のエンジンによって砂が巻き上げられ、かすかに立ち上る様子が確認できる。

火星探査車「パーサビアランス」から送られてきた初のカラー画像/JPL-Caltech/NASA
火星探査車「パーサビアランス」から送られてきた初のカラー画像/JPL-Caltech/NASA
パーサビアランスの主任エンジニア、アダム・ステルツナー氏は「火星地表に新たな探査車を着陸させることができ、チームは感無量だ」と語った。

18日夕に最初に送られてきた一連の画像は、火星に無事着陸したことを示す白黒写真だったが、19日に公開されたカラー画像では火星地表に特徴的な赤い色が確認できる。”
https://www.cnn.co.jp/fringe/35166771.html

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